全く知らなかった。たまたまPlayStation Plusで11月のフリープレイになっていたのでダウンロードしてみただけ。寝る前にちょっとプレイしてみてすぐに消してしまおうと思ったら…ハマった。
と言うわけで、Kingdoms of Amalur: Re-Reckoningがあまりにも面白かったので簡単にメモ。
Kingdoms of Amalur: Re-Reckoningとは?
2012年にリリースされたアクションRPG、Kingdoms of Amalur: ReckoningをPS4でリマスターして2020年9月にリリースされたのがKingdoms of Amalur: Re-Reckoning。
オリジナルが9年も前のゲームだが古臭さは特に感じない。(顔グラは苦手だが)綺麗なグラフィックにサクサク進むテンポの良い戦闘システム。そして広大な世界を自由に移動できるマップ。全部こなしたらどれだけ時間がかかるのか?と心配になるクエストの量。どれも今時のゲームに遜色ないできになっている。
と言うわけで、誤解を恐れず一言で言えば「Skyrimを遊びやすくした」もの。
戦闘システム
Skyrimに比べて本作のゲームシステムはアクション寄りの操作性になっている。基本的に通常攻撃の四角ボタンをポコポコ押して、左右のキーでライフとマナのポーションを飲んでいれば簡単に敵を倒すことができる。
そして、攻撃の幅を広げるのがアビリティ。例えば通常攻撃のクリティカルを発生しやすくしたり相手を浮き上がらせる攻撃をするなどできる。
更に強力なアビリティを習得するとR2を押しながら4つのボタンを押すことによって、それぞれのボタンに登録された攻撃を繰り出すことができる。
もちろん盾によるパリィもあってそこから派生する攻撃も。本作のパリィは受付時間が非常に長いのでDARK SOULSで苦手だった自分にもサクサク決まって気持ちいい!
このアビリティは3種類の戦闘系統ごとに異なっていてレベルが上がるごとに3ポイントづつ振り分けることができる。強力なアビリティは同じ系統に振り分けるポイント総数が多くならないと取得できないのでなるべく伸ばしたい系統に集中してポイントを振り分けたい。
そして本作目玉の攻撃がリコニングモードからのフェイトシフト。フェイトゲージが満タンになるとリコニングモードに突入することができ、リコニングモード中に敵を倒してフェイトシフトすると倒した敵の経験値がより多く取得できる。
戦闘の基本は、なるべくアビリティを使って敵を倒してフェイトゲージを貯める。フェイトゲージが満タンになったらたくさんの敵がいるところでリコニングモードにして全部の敵を倒し、最後にフェイトシフトしてキーを連打して100%にする。これで経験値を多めに稼いでレベルアップしてアビリティを強くして…
そこそこ広い世界
マップとしてはかなり広い。最初、出発地点周辺の地域だけ見て「まぁフリープレイのゲームだしこんなものかな?」と感じる広さだった。しかし、実際にはその先に広大な世界が広がっていて驚かされた。
が、Skyrimに比べると広さを感じない。それは世界が入り組んだ通路とちょっと広い広場で構成されているから。場所間の移動は直線で行けることは少なく入り組んだ通路を経由して移動する。これで広さ(時間)を稼ぐ事にはなっているかもしれないが、自由気ままに移動して時折見つかるアイテムなどに驚くということは少ない。大抵の道は何かしらの機会に通ることになるのだ。Skyrimでの「こんな森の中、誰も通らないよな」と言う箇所がこの世界にはない。
ただ、このシステムのおかげでマップ切り替え時のロードがそんなに長くなっていないのかもしれない。SSDに換装していると言うこともあるのかもしれないが、そこは評価したい。
残念な部分
本作をプレイしていて1番のストレスはアイテムの選択画面。インベントリからアイテムを捨てたり、商人にアイテムを売ったりする画面でどうして一番上から一番下にカーソルが移動しないのか?10や20のアイテムなら我慢できるが、100や200のアイテムを上から順にピコピコボタンを押して移動するのは苦行以外の何者でもない。ここでキーのリピートが効けばまだしもリピートさえしてくれない!
なんでこんな事になっているの?他のUI、例えばキャラとの会話での選択肢を選ぶ画面ではちゃんと上から下に飛べるのに。
更に言えばソートもして欲しかった。名前の順で良いから!シリーズ物の装備があちこち飛んでいるのは悲しい。(装着箇所でソートされているわけでもないんだよな)
捨てられないアイテムもインベントリを圧迫するので困る。イベントで使うアイテムは基本捨てられなくなっているようで、イベントが終わっても手元に残って捨てられないアイテムが幾つかある。潔く使っていないアイテムを捨てていれば幾つか手元に残っても良いのだけど、黄色ネームのシリーズ物は取っておきたくなる性分なので…
最後に
今回、なんの予備知識もなしに遊び始めてハマってしまった本作。11月はずぅ〜っと遊んでいた。難易度普通で初めてエンディングを見たときにレベル39でトロフィーは60%。ファクションのクエストは全てクリアしてサブクエストも終盤になるまではほぼキッチリこなしていた。レベルキャップの40直前でエンディングを迎えるなんてゲームの難易度設定はいい感じなのではないかと思う。
今は難しいにして魔法使いプレイをしている。説得のトロフィーのために説得スキルにガン振りしているのもあるが、最初のアサシンとは全然違っていて楽しい。これが終わったらトロフィーの情報を調べてトロコンを目指すつもり。
そんなわけで、ドラゴンの島も真・女神転生Vも当分は遊べない…