Call of Cthulhu から半年、10月31日にリリースされた The Sinking City をやっとトロコンしたのでメモ。
3D酔いと弾丸不足に悩まされながらなんとかトロコンしたこのゲームは、物語も画像もクトゥルフ感が良い感じに味わえる良作だったと思う。
ゲームシステム
この手のゲームではメジャーなシステムなのかな?3人称視点での謎解きしながら敵を撃って倒していくもの。画面内のアイテムはポチっと印が付くので見つけやすい。ゲームの設定で謎解き部分の難易度を普通や簡単にして置けば超能力を使うべきところで画面の端に歪みが生じて教えてくれる。戦いの部分では拾ったアイテムを組み合わせて銃弾を作っていくのだけど、あまりバンバン敵を撃っていると火薬(と鉄屑!)が足りなくなる。ショットガンに頼りすぎ?
入手したヒントを組み合わせて推論していくのは多分「シャーロック・ホームズ 悪魔の娘」と同じシステム。ま、推論した通りに行動しなくても問題はないのでわざわざ推論の結果を選ぶ必要はあるのかな?って気もするけど。
遊んでみた感じはとにかく 3D 酔いが酷い。これは Call of Cthulhu もそうだったんだけど、SAN値が削られる時の画面の歪みがどうにもダメ。あの表現が売りなんだろうけどそれがモロに酔いに直結するので辛い。
トロフィー
基本的に普通にゲームを進行すれば入手できるものが多い。が、ゲーム中の選択の両方にトロフィーが設定されている場合はセーブデータで戻って取得し直す必要がある。
自分の場合最初のプレイは何も見ずにエンディングまで行くのでトロフィーは半分強しか取れなかった。どうも善人プレイすると取り損ねるトロフィーが多い感じ。
PS4 のトロフィー画面で見てトロフィーの取り方がわからなかったのは「素早く」1つだけ。”ずるいやり方”っていったん和解?して後ろから撃つのね。”女の子”に対してそんな酷い…
自分がトロコンした 12月16日時点でプラチナは 3.4%の超レア。他のトロコンしたゲームに比べるとちょっと低い感じかな?みんな 3D 酔いでそこまでゲームをやる元気がなかったか?でもエンディングに到達した時点でもらえるトロフィーは3つあってそのどれもが 15%前後なのでそこそこの人がエンディングまではたどり着いているみたい。
ストーリー
Call of Cthulhu でもそうだったけど基本的に一本道。ある程度の分岐はあるけども、違うストーリーを辿った先は同じ道筋にたどり着くので、シナリオが大きく変わることはない。複数あるエンディングは最後にどの選択をしたかのみで変わる。Call of Cthulhu ではシナリオ途中の行動で最後の選択が選べなくなったりしたので、その点では The Sinking City の方が単純なゲームになっている。が、途中で分岐して少しずつストーリーが変わる部分では The Sinking City の方が楽しめた。
面白かったのは探索していて見つけられる文章の量が豊富で、直接ストーリーには関係ないであろうフレーバーテキスト的なものも多く、それをじっくり読んでいると昔読んだクトゥルフ神話を思い出して「フフ」となることが多かったこと。もう一度全集を全部読み返してからフレーバーテキストを読んでみたい気もする。(ゲームをもう一度やるのは 3D酔いが辛いので無理!)
最後に
今年は Call of Cthulhu と The Sinking City と 2本もクトゥルフ題材のゲームがリリースされてビックリした年だった。2作ともトロコンまでやってそれなりに面白かったのだけど、どちらも 3D 酔いが酷くてプレイするのが辛いゲーム…。
The Sinking City と同じシステムな「シャーロック・ホームズ 悪魔の娘」も PS Plus で無料だったので遊んだことがあるけど、あれも 3D 酔いが酷くて途中で投げ出してるし、どうにもこのタイプのゲームは 3D 酔いをしてしまっていけない。
というわけで、できれば FROM SOFTWARE に Bloodborne 2 を出してもらえると嬉しんだけどな〜
続編は出さないって話だから無理だろうけど…