出版当時に買ったはずなんだけど、今は家中探しても出てこない本なので懐かしくて購入しちゃった。
半日もあれば余裕で読み終わる分量で、今なら 300円とお得なので少しでも人工知能に興味がある人は是非!
というわけで、書評や感想文なんてのは書けないので、取り敢えず Safari のブックマークや自宅にある本から自分の好きなそれっぽいリンクを貼っておく。
これ、最初に見た時に「こんなふうに遺伝子を定義?して学習してくのか〜」ってビックリした。
で、その頑張って学習している様子が動画で見られるってのがもう楽しくってしかたがなかった。
これはそんなことだけで最後まで行けるの?と思ったけど、行っちゃうんだから凄いよな〜。
やっぱり、何を遺伝子にするの?ってところを考えて GA で学習できる様にする「考え方」が大事なんだろうな。
それにしても、ナレーションの声が…。
http://www.youtube.com/watch?v=yZJ1V-zv_gU
Boid のページは Safari のブックマークになかったので YouTube で。
ちょっとわかり難いけど、鳥が群れをなして飛んでる感じ。
昔は QuickTime Movie とかで SIGGRAPH のデモを見られた(気がする)のだけど…。気のせいかな?
障害物を置いて群をバラバラにして遊ぶゲーム!って訳じゃなくて、こんな感じで鳥が群れをなして飛んでる感じを表現できるよ〜って JavaScript でのシミュレーション。
Debug で鳥の視界を表示したりすると楽しい!
AI というより本の題名の通り「人工生命」に関する色んな研究を紹介?している本。
読んだ当時、21世紀になれば「便利な道具を出してくれないドラえもん」くらいは行けるんじゃないかと思ってワクワクした。
「マッチ箱の脳」に出てくるような話を、簡単なサンプルコード付きで解説してくれる本。
挿絵に、当時としては珍しかった Macで遊べる Online-RPG の Oberin のキャラクター(だと思う)が使われているのがビックリ。後で調べてみたら著者の一人は Oberin を作った人だった。
確かこの本を読んで追跡とか経路探索とかのコード書いて遊んだ。
Warゲームのマップ作って駒を移動させてみたり、迷路にモンスター配置して勇者をゴールまで行ける様に動きを GA で学習させてみたり。
この頃はもう Xcode でコード書いてた記憶はあるのだけど、そのプロジェクトがどこにも見つからない。
「マッチ箱の脳」の著者が制作(プロデュース?)したゲーム。
人工知能を持つペットロボット「森川君2号」を、叱ったり褒めたりしながら育てる。
面白かったけど、初代 PS のパワー不足なのかゲーム全体の動きがもっさりだった様な記憶が。
今ならもっと高機能なロボットでサクサク動くゲームが遊べるんだろうな〜。
というわけで、自分がコンピュータに興味を持ったのが中学生の時の「自宅で将棋を指す相手が欲しい」ということだったので、基本的に「人工知能」には憧れがあって自分でも何かそれらしいことができないかな〜と夢見たりしてる。
ハイパーカードで「のりPとじゃんけん」なんてバカなスタックを作って、300bpsの通信速度で NiftyServeに繋いでいた時代に 100Kオーバーのそれを皆に送りつけてみたのが最初かな。
そして「のりPとオセロ」を作って、評価関数を GA で強くできないか?とやってみたけど全然自分より弱くて…。
PowerMac 8500 に 200MHz の PPC-604e を2つ乗せた CPUカードを入れて学習させたら行けるんじゃ?と思ったけど、そんなことでどうにかなるもんでもなく…。
それからも「勝手に冒険してくれる RPG は楽チンで良いな〜」と思って「ゲーム開発者のためのAI入門」を読んで迷路にモンスターと勇者を解き放ってみたり。
結局、満足のいくものができることはなかったのだけど、それでもその時はかなり楽しくコード書いていたし、これからも思い出した様に「人工知能」な感じのコードを書いていくんだろうと思うと、それはそれで楽しいんじゃなかろうかと。