歩数、消費カロリー、睡眠サイクルなどの毎日の生活ログを取れるfitbitをさっそく試してみた!

先日 SoftBank よりリリースのあった面白そうなガジェット fitbit。

簡単に言うと iPhone に繋がる万歩計
高機能なタイプ(fitbit one)になると高さの移動も検知したり、睡眠サイクルもチェックしてくれる。

というわけで、ログを取るのが大好きな自分としては放っておけないので早速購入&試してみたのでレビュー。

 fitbit はどこで購入できるの?

fitbit は ソフトバンクセレクション オンラインショップから購入できます。

ベーシックモデルの fitbit zip は定価 5,480円
高さの移動を検知、および睡眠サイクルのチェックも可能な高機能モデルの fitbit one は定価 9,980円

 

自分は睡眠サイクルのチェックというのに興味があったので fitbit one を購入しました。
色は黒にはしたくなかったので、もう片方の色「バーガンディ」を選択。
実物で見てみても Web サイト等の写真とはあまり違いがなく、落ち着いた大人な感じの色合いです。

 fitbit が届くまで

この fitbit one を ソフトバンクセレクション オンラインショップでオーダーしたのが 3/13 の午後。
そして物が届いたのが 3/15のお昼。
製品の発売日当日にちゃんと佐川急便で届きました。

届いた fitbit one のパッケージはこんな感じです。

薄い水色の絵と文字が爽やか健康なイメージ。

パッケージの内容物一覧です。

本体、クリップカバーにリストバンド、USB ハードウェアキーに充電ケーブル、そしてマニュアルっぽい冊子。

ただしこの冊子、マニュアルではなく6カ国語で「セットアップするには PC、スマートフォン、タブレットから www.fitbit.com/setup にアクセスしろ」って書いてあるだけ。このくらい潔いと気持ち良いね!

 fitbit のセットアップ

セットアップは添付の冊子にある通りに PC から www.fitbit.com/setup にアクセスすれば、後は手順に従って行くだけで特に問題になる部分はないと思います。

PC がない場合でも、iPhone に fitbit アプリケーションをダウンロードしてセットアップすることができます。

Fitbit App
カテゴリ: ヘルスケア/フィットネス
価格: 無料

 

 
 
が、今回は iMac を使ってセットアップを行ったので、その時のキャプチャを幾つか並べてみます。

  • 「プロフィールの入力」画面でそれぞれの項目を入力
    「項目名」ってなに???と思ったけど、結局コレは名前(ニックネーム)を入れておけば OK でした。

     
  • アカウントの登録が終わったら「ダッシュボード」で「ここから開始してください。」をクリック

     
  • ステップ3まで進んだら「ダウンロード」をクリックして「Fitbit Connect」をダウンロード
    私のダウンロードしたバージョンは v1.0.0.2575 でした。

     
  • ダウンロードした Fitbit Connect を起動してアカウント情報の入力やデバイスの選択を行い先へ進む
    「Oneを検索しています…」画面から「Fitbit Oneが見つかりました!」画面になったら、fitbit one 本体に表示されている4桁の数字を入力します。


     

  • 設定が終わったら「ダッシュボードに移動する」をクリック
    Safari でダッシュボード画面を表示することができます。


     

今回、自分は iMac を使ってセットアップをましたが、たぶん fitbit.com でアカウントを作って iPhone のアプリから fitbit を探して設定を行う方が簡単な気がします。

 fitbit を使ってみて

まだ5日間ほどしか使っていませんが、とりあえずの使い心地や使い勝手について。

 PCではUSBハードウェアキー(ドングル)が必要

 これは USB ポートに余計なものを接続し続けるのが嫌な人にはとても気になる部分です。

自分がそういうタイプなので、今はもう USBハードウェアキー(ドングル)は外して iPhone 経由で同期を行っています。
(同期する際に iPhone の Bluetooth をオンにしなければならないという手間がかかりますが…)

この場合、iPhone と fitbit の Bluetooth での同期のタイミングが良くわからず微妙だったりしますが、fitbit アプリからマニュアルで強制的に同期をさせることもできますし、自分の場合は特にリアルタイムで今の状態を見たいわけではないのでこの使い方で今のところは問題ありません。

 バッテリーは4日間程度しか持たない

 仕様によるとfitbit one の連続使用時間は約一週間らしいですが、自分の場合は金曜日の昼に充電した fitbit one が火曜日の朝に「バッテリーLOW」のサインを出しました。
ほぼ毎日睡眠サイクルを測ったのが原因なのか、仕様より若干短い結果になっています。(ここから更に2〜3日持つのかもしれませんが…)

しかし、バッテリーLOW のサインが出てから、満充電までに1時間かからないのであまり問題には感じていません。というより、fitbit zip の「約4〜6ヶ月」という連続使用時間スペックが凄過ぎます!

 睡眠サイクルが楽しい!

 一番の関心事だった睡眠サイクル。
ダッシュボードで見るとこんな感じに見られます。

睡眠サイクルの計測方法は、

  1. 寝る前に利き腕でない方の腕にリストバンドで fitbit を装着
  2. ボタンを長押ししてストップウォッチをスタートさせて寝る
  3. 朝、起きたらまた長押ししてストップウォッチをストップする

以上で計測完了です。
これで、このストップウォッチが動いていた時間が睡眠サイクルになって、その間に記録された動き?で入眠までの時間や途中で起きた時間がわかる仕組みです(だと思う)。

万が一ストップウォッチのオン/オフを忘れてしまっても、fitbit を身につけて寝ていれば後から睡眠時間をダッシュボードや fitbitアプリから入力することもできます。私は一度ソファーで朝までうたた寝をしてしまったのですが、後から時間だけを入力しました。その間の入眠までの時間や起きた時間もちゃんと記録されています。

今回計測してみて面白いなと思ったのは、起きた記憶がなくても起きたことになっている部分があること。ちょっと起きただけで自分では忘れてしまっているものなのか、それとも単純な計測間違いなのか。それはわからないですが、大体2時間毎に目が覚めていることになっていることがわかりました。

 階数は歩きながら高さが変わった量を測定している

 fitbit one には階段で上った階数という数値も計測できます。

これはたぶん歩きながらどれだけ高さが上がったか?を記録しているんじゃないかと思います。
坂道を歩けばこの階数の数値が上がりますし、エスカレーターに乗った場合には歩かなければ数値は変わりません。

面白いのは、毎日の「到達階数の高さ」という欄に「法隆寺 五重塔」といった具体に、わかり易いんだかわかり難いんだかわからない比較対象が表示されること。しかも、その情報へのリンクまで表示されます!

これ、まだ見ていないたくさんのパターンを見てみたい!と、どんどん階段を上るようになってしまいそう…。

 みんな大好きバッジ集め

 コレクション魂を刺激するバッジ集め機能ももちろん用意されています。

あのバッジ、このバッジと、集める為にどんどん歩かなくてはいけなくなる…けど健康には良いはず!

 ジョギングした場合はアクティビティとして別入力

 自分は Nike+ でジョギングしているのですが、その間も fitbit one を装着しています。
この場合 fitbit 側は ダッシュボードか fitbitアプリで別途「アクティビティのランニング」として、開始時間、継続時間、そして距離を入力しなければなりません。

正直、これが面倒!
折角 Nike+ でデータがネット上にあるのだから、自動的にダッシュボードにデータを取得できれば良いのに!

Nike+ の API が一部デベロッパー(だっけ?)に公開されているって話を聞いた気がするのだけど、早く Nike+ が広く API を解放して、fitbit も同期できるようになって欲しいですね。

 体重と体脂肪率などもその他の情報も入れられる

 結構いろいろな項目を入れられるのですが、どれも手入力になってしまいます。

計測する機械がないので当たり前なのですが、こうなると体重計もネットに繋がるタイプが欲しくなります。 fitbit の製品ならダッシュボードの体重欄に自動的に数値が入るはず!
  

自分が今使っているのはタニタのネットに繋がらないタイプですが、ネットに繋がって fitbit と同期ができる体重計が欲しくなりますね〜。

他にも「心拍数」、「血圧」、「血糖値」などが入力できるので、どれもネットに繋がる計測器が欲しくなりました。

 まとめ

というわけで、ログを取るのが好きな人には fitbit は楽しいガジェット

やっぱりこういった健康器具って、ログを残して後から眺めて楽しむってのが大事なのであって、スタンドアロンでその時に見たらそれでお終いじゃ意味がない。
あ、メモを取ったりエクセルに手で入力したりするってのもあるかもしれないけど、それを継続させる意思の力!が、なかなかね…。

そんなわけで、ネットワーク接続で iPhone やクラウドにデータを蓄積する機能は必須なのです。
更に様々な健康器具たちが相互にデータをやりとりできるようになれば幸せなのだけど、USBハードウェアキー(ドングル)があったり API が用意されていなかったり、囲い込みっていうか相互のやりとりはなかなか難しいのかな?

近いうちにまたデータが繋がる何かを探したいと思います。

 

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