ちょっと遅くなったけど、hp からスタイリッシュなプリンタの最新機種 HP ENVY 120 がリリースされた。
実際に販売開始になるのは3月14日からなので実物を触ることはできないのだけど、既に hp のページでは紹介されているのでスペックを見ながら簡単にレビュー。
今回の新機種、なかなか面白い機能を入れて来たな〜と思うよ!
今回は以下のページの情報だけであれこれレビュー。
パッと見て気付くのは筐体が黒に戻っているということ。
HP ENVY 100 シリーズは初代の 100 が黒、その次の 110 が白、そして今回の 120 がまた黒と、代々色が変わってきている。
上記ページの情報からだけでは理由はわからないけれども、明るいリビングには白が良い感じでマッチしていたんじゃないかな。
今回の黒い筐体はやっぱりオーディオルームや AVルームなイメージになっちゃうのは頭が固い?
というわけで個人的には白の方がよりリビングイメージで好きだったな〜。
今回の新製品、なんか面白いことしてるな〜と思ったのが「シースルースキャン」!
これ、光源とCCDが蓋の中に入っていて移動するってことだよね?
「コピーの際には台に原稿を伏せて設置する」という昔からの普通のコピーユーザにはビックリの機能。
確かに原稿をひっくり返すと向きや位置が思った場所にならなかったりすることもあるかもしれないけど、今までの常識が通用しなくなる…。
というわけで、従来のコピーに慣れている人が最初の混乱からどれだけの期間で普通に受け入れられるようになるのかが肝になりそうだな〜。
ってか、実際に実物で試してみるとなんの混乱もなく使えるものなのかもしれないし、早く店頭で触ってみたい!
この機能、考えてみたらプリンタにメールを送ると印刷ができるって機能(ePrint)があって既にプリンタに e-mail アドレスが割り振られているのだから、その逆にプリンタからメールを送ることも可能ってことなのか!
ただ、気になるのはデータのサイズ。1200dpiでA4スキャンしちゃう人とか普通にいそうだし…。ま、メールで送れるスキャンデータサイズの制限とかはどこかに書いてあるんだろうけど。
あと、プリンタのアカウントを悪用してスパムメール送る輩とかいないのかな?
たぶん smtp だか imap へのアクセスは暗号化されててパスワード覗き見されたりしないんだろうけど。
HP ENVY 110 は 3.45インチだったから、4.33インチの HP ENVY 120 は更に大きくなった。
iPhone 4S が 3.5インチ、iPhone 5 が 4インチだってことを考えるとその差は歴然。
タッチ操作をするなら大きい方が操作し易いし、この位のサイズがあればスキャンした画像のプレビューや加工がかなりやり易くなる。
HP Directplus 価格で 26,880円。
他の HP の家庭用プリンタと比べるとかなり高い値段。
HP Photosmart 6520 は 16,800円なので、ほぼ 1万円の違い。
ENVY シリーズってことで一線を画しているので比較するのは間違っていると思うのだけど、エプソンやキヤノンと比べてもやっぱり高い。
結局は格好良さにその差額を出せるかどうか?って話なのだけど、見た目に拘るタイプのユーザならこの程度の値段はなんともないはず!
というわけで「スリムな筐体はそのままに使い勝手を向上させて行く」という方向性を踏襲して更に新しくなった HP ENVY 120。
HP プリンタの本流 Photosmart シリーズにもまだ搭載されていない機能「シースルースキャン」がいきなり搭載されてる。
さすがは HP プリンタのフラッグシップ!
リビングに置くということを考えたら、とにかくできる所からわかり易くしていこうということなのかもしれないけど。
でも、もしかしたら次のモデルではあのガラスが透過型の液晶タッチパネルになって、そこで Windows 8 RT が動いてっていう驚きの流れの布石だったりして!
というわけで、ゴツイ格好の悪いプリンタを部屋に置きたくない場合には、やっぱり HP ENVY シリーズのプリンタしか選択肢はないかな。