愛用している Bluetooth 防水スピーカー ASP-BT15N が楽天でお安く購入できなくなって(というか在庫がどこにも無くなって)久しいけど、漸く後を継げそうな Bluetooth 防水スピーカー LBT-SPWP100 が Logitec からリリースされたので簡単に比較をしてみたよ。
LBT-SPWP100 は、果たしてお風呂で楽しく音楽や映画を見るのに堪える性能を持っていた凄いヤツだった!
比較に使用した仕様はこちら:
LBT-SPWP100
ASP-BT15N(ASP-BT15N はメーカーページが見つけられなかったので、楽天のお店のページです)
ASP-BT15N のレビュー記事はこちらから。
Bluetooth の規格としては Bluetooth v2.1+EDR で同じだけど、送信出力部分に違いがある。
LBT-SPWP100 は Class 1 で ASP-BT15N は Class 2 になってる。
Class 2 だと通信距離が 10m 程度だけど、Class 1 だと 100m にも広がるので LBT-SPWP100 の方が iPhone や iPad から遠くまで離れて設置することができる。
とは言え、お風呂での使用ではそこまで遠くに設置する必用があるかどうかはまた別の話。
ちなみに対応プロファイルはどちらも以下の通りで同じ。
- A2DP
- AVRCP
- HSP
- HFP
他には Bluetooth 部分で特に目立った違いはないようだ。
防水スピーカーで一番大切な部分、それぞれ以下の通り
- LBT-SPWP100
JIS IPX 5/7 - ASP-BT15N
JIS IPx4
LBT-SPWP100 凄い! ちゃんとキャップがしまってればお風呂に落っことしても大丈夫だって! ちょっとくらい水がかかっても大丈夫さ!な ASP-BT15N に比べると安心感が違う。
お風呂で映画を見る場合には iPhone/iPad の防水が第一になるので気を使うけど、音楽を聞く用途なら iPhone/iPad を外に出しておいてシャワーでもなんでも気兼ねなくできる。
本当、浴槽に落としても大丈夫なのはマジで凄い! 一度湯船の中に入れた状態で音楽を聞いてみたいぞ。
スピーカーの出力は以下の通り
- LBT-SPWP100
0.55W+0.55W - ASP-BT15N
1W + 1W
ASP-BT15N の方が本体サイズが大きい分、出力も大きいみたい。確かにお風呂でビックリするくらいの音が出てた。
屋外のプールなんかで使用する際にはパワー不足と感じるかもしれないけど、お風呂使用として考えるなら全く問題はないだろう。
本体の大きさと重量は以下の通り
- LBT-SPWP100
幅120 × 奥行15.6 × 高さ80mm
重量 264g(電池含まず) - ASP-BT15N
幅200 × 奥行35 ×高さ91mm(突起物含まず)
重量 約112g
LBT-SPWP100 が小さい! 1回りどころじゃない全然小さい。っていうか、ほぼ iPhone 4 を横にして高さに 20mm、厚さに 5mm 足したサイズ。
もちろん重さも全然違う。ASP-BT15N は結局電池を入れて使う事になると思うのだけど、その際には単3電池4本分の重さも加わるし…。
っていうか、これって比較する方が間違ってる?って思うくらいに両者のサイズは違う。
それぞれ以下の方法で使える
- LBT-SPWP100
リチウムポリマー充電池 - ASP-BT15N
AC100V(50/60Hz)付属の専用ACアダブター(DC6V 1.0A)使用
DC6V:単3形乾電池×4本使用(電池別売)
LBT-SPWP100 はサイズが小さいからだろうけどバッテリー内蔵タイプ。電池を入れて使う事はできない。
一方 ASP-BT15N は AC アダプターと単3電池4本のどちらか。単3電池4本を毎回買うのは辛いけど、エネループとかの充電池を使えば問題ない。むしろ外出先でバッテリーが切れた時の事を考えるとコンビニで買える単3電池で動くのは好都合かも。( LBT-SPWP100 は USB で充電できるから、ノートPC とか持ってれば外での緊急時にも対応できるけど…)
動作時間は以下の通り
- LBT-SPWP100
連続待受時間 最大約150時間
連続通話時間 最大約5時間
※通信を行うBluetooth機器との距離が長い場合は、それぞれの消費電力が増加する為、時間が短くなる場合があります。
音楽再生時間 最大約5時間
※通信を行うBluetooth機器との距離が長い場合は、それぞれの消費電力が増加する為、時間が短くなる場合があります。 - ASP-BT15N
連続通話時:約28時間
音楽連続再生時:約18時間
連続待受時:約58時間
(アルカリ乾電池使用、音量中程度として)
ここでは音楽の再生時間だけを見てみたい。
音量の差とか色々とあるだろうけど、ASP-BT15N が LBT-SPWP100 の3倍以上の長い時間音楽を聞ける。Bluetooth の Class 1 と Class 2 での違いが微妙に使用する電力に影響しているのかもしれないけど、LBT-SPWP100 のスピーカーは小さくなっているだろうし、やはり小型化で小さいバッテリーってのが原因だろう。
とは言え、5時間あれば映画は1本ちゃんと見られるし、お風呂上がりに毎回 USB に繋いで充電すれば良いのだから、お風呂で映画や音楽を楽しむ!って使い方には問題ない。
でも、海やプールに持っていくって使い方にはちょっと辛いかな〜。
気になるお値段は… LBT-SPWP100 が Logitec 直販で 9,800円。これが楽天だと 8,680円で今のところ Web で見つかる最安値。
一方の ASP-BT15N は買える所が見つからない…。楽天の在庫のない状態だと 14,800円のところがあるけど、買えなきゃ意味ないし。
2011/04/25 Updated: Amazon でも LBT-SPWP100 を発見!
Amazon でも Joshin Web から Logitec Bluetooth 防水スピーカー LBT-SPWP100 を 8,680円(送料無料)で購入できます。(Amazon からだと 8,822円とちょびっとだけ高くなる…)
なんとなく LBT-SPWP100 と ASP-BT15N は比べるものじゃない気がしてきた。
LBT-SPWP100 はかなり小型でイマドキの製品って感じ。で、本当にお風呂で使う人達に向けて作ってくれているんじゃないかな? 浴槽に落としても大丈夫な防水規格は、お風呂好きにとってマジでありがたい。本当、お風呂使用者にはピッタリの製品!
でも、海やプールを考えるとバッテリーの持ち時間が微妙。5時間だとギリギリかな〜。USB ケーブルで充電できるので iPhone 用の USB ケーブルを使うバッテリー(そんなのあるの?)とかを使えば外でも充電できるかもしれないけど、使用時間については割り切るしかないかな。そのぶん軽いから持ち運びも楽チンだしね。
一方 ASP-BT15N は質実剛健しっかりした製品。電池と AC アダプタってのは周辺機器の基本。エネループがあれば単3電池4本も怖くない。サイズは LBT-SPWP100 に比べるとかな〜り大きいけど、四角い形状なのでかさばらないし重さも電池込みで缶ビール1本分程度だ。
浴槽に落とす事はできないけど、ちょっとシャワーの水がかかったくらいなら大丈夫。海水浴なんかの時なら誰もスピーカー持って海には入らない! 浜辺で18時間ぶっ通しで音楽を聴けるぞ!
そんなわけで、LBT-SPWP100 はお風呂フォーカス、ASP-BT15N は外出も視野に入れた汎用タイプ、と思ったのでした。
仕様の比較したら増々 LBT-SPWP100 欲しくなっちゃった…
【納期:1週間~10日程度】Logitec LBT-SPWP100 Bluetooth対応防水スピーカー |
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