ホームボタンが反応しない等のハードウェアの故障

今のところこのページにある情報は「ホームボタンの反応が悪い、もしくは反応しなくなった」のみです。

  ホームボタンの反応が悪い、もしくは反応しなくなった

iPhone 4 で多く聞かれるのが「ホームボタンの効きが悪くなる」もしくは全くきかなくなるという故障。
マルチタスクで多くのアプリケーションが裏でスタンバっている為に、ホームボタンを押した時の反応が悪くなっているのが原因ということもあるようですが、ハードウェア的に問題があることも多いようです。

まずはソフトウェア的な部分で解決を試みて、それでもダメならハードでの解決方法を試してみても良いかもしれません。
しかし最終的にはジーニアスバーに持って行くのが一番でしょう。
また、近所にジーニアスバーが無い、もしくは iPhone 内の情報が無くなるのが嫌という場合には、修理業者へ持って行くという選択もあります。

以下、押し方、ソフトウェア、ハード、ジーニアスバーそれぞれの手順です。

  •  ホームボタンの押し方

    iPhone 4 の場合、ホームボタンの真ん中もしくは真ん中よりも下を押すと反応するけど、上端を押すと反応しないという話が見受けられます。
    個体差もあるようですが、ホームボタンは真ん中をしっかり押すようにしましょう。

  •  ソフトウェアで解決を試みる

    一々裏で起動しているアプリケーションを終了させるのは面倒なので、一度 iPhone の電源を落としてしまいましょう。そうすれば裏で起動しているアプリケーションはなくなります。

    以下、電源を落として再度起動させる手順です

    1. スリープボタンを長押し
    2. 画面に「電源オフ」のスライダーが表示されるので、スライドして電源をオフにする
    3. 再度スリープボタンを長押しして iPhone を起動する
       

    以上の手順で iPhone が再起動するので、ホームボタンのききが本当に悪くなっているのかどうか確認します。

    もしホームボタンの反応に問題がなければ、ハードウェア的には問題がないと推測できます。その際には使い方でマメにアプリケーションを終了させるようにする、もしくは裏で起動させておくと反応が悪くなるアプリケーションを探す等をすると良いかもしれません。

    もし iPhone を再起動させた状態でもホームボタンの反応に問題があれば、ハードウェアに問題がある可能性があります。

    (2011/10/11 Updated)

    @CDiP で下記の様なホームボタンの反応を良くする新しい方法が紹介されています。
    (下記の説明の言葉は当ブログの説明に合わせて変えてあります。)

      1. どのアプリでもいいので起動させる。
      2. スリープボタンを画面に「電源オフ」のスライダーが表示されるまで長押しする。
      3. スリープボタンを離す。
      4. その画面のままホームボタンを画面がホーム画面に戻るまで長押しする。
      5. ホームボタンの反応が良くなっている。
  •  

  •  ハードでの解決方法

    以下の手順はどれもアップルが推奨するものではありません。Web で見つけられる多くの人達の情報です。

    • ホームボタンをデコピンする
      ホームボタンをデコピンし続けると白いカスが出てきてホームボタンが復活するという方法です。実際の方法は以下のビデオを見てください。
       
      [yframe url=’http://www.youtube.com/watch?v=clzm4Yqe6DM’]
      動画では本当に直っているのか微妙ですが、これで直ったという報告がかなり多く見受けられます。
      しかし白いカスは削れた爪のカスである説等、これで直る理由については諸説有るようで何が正しいのかは不明です。

      また、ごく一部だと思いますが、デコピンをし続けて遂には全くホームボタンが反応しなくなった方もいるようです。(この場合、結局ジーニアスバーで交換コース。)
       

    • ホームボタンを無水アルコールで洗浄する
      このページで詳細が報告されています。リンク先のページにも書かれていますがかなりリスクは高そうです。
      Web で見つけた1つの方法として挙げておきます。
       

     

  •  ジーニアスバーへ持ち込む

    ソフトウェア的な解決方法で駄目な場合は、ジーニアスバーに持ち込むのが一番簡単です。
    ココで最寄りのジーニアスバーを予約して持ち込みましょう。
    (近所にアップルストアがない場合はオンライン修理サービスを利用できます。)

    この場合、全く反応しないような状態ならば保証期間内(通常1年、AppleCare Protection Plan で2年)であれば大抵は無償交換修理になります。反応が悪い場合でも、iPhone を再起動した状態で反応の悪い状態を再現できるならば無償交換修理になることが多いようです。

    交換修理になる場合、iPhone そのものが別の個体になってしまいます。その際にジーニアスバーではデータの移動をしてくれません。ジーニアスバーに持って行く際には、事前に Mac/PC に繋いで「同期」をしてバックアップを取っておくのが良いでしょう。

    本体交換後にはジーニアスバーでアクティベイトして貰い、家に帰ってきてから再度 Mac/PC に繋いで「バックアップから復元」で元の状態に戻すことが可能です。
    以下は iPad での例ですが、自宅に帰ってから復元する方法の手順です。
    iPad 交換修理後のバックアップから復元方法

  •  業者へ持ち込む

    業者へ持ち込む利点は基本的に修理なので、iPhone の個体そのものが変わらないということです。
    これは、修理の前後でわざわざバックアップ&リストアをする等の面倒なことをする必要がないということになります。普段 iPhone を Mac/PC に繋がないで使用している人には特に大きなメリットでしょう。

    以下、修理業者のリストと参考価格です。

    業者名 価格
    アップルストア 22,800円
    iPhone Factory 3G/3GS/4 : 7,500円
    スマートフォンドクター新宿iPhone4ページ 4 : 8,500円
    スマートフォンドクター大阪iPhone4ページ 4 : 8,500円
    スマートフォンサポート 3G/3GS/4 : 7,980円
    スピードリペア 3G/3GS/4 : 8,500円
    iphone-Rescue 3GS : 8,500円
    4 : 9,000円

    ※スマートフォンサポートは年会費です。会員は1年の間に2度(2カ所)修理を受けることができるという仕組みらしいです。

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